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ハンコン別ペダル対応と交換可否のまとめ表2026

この記事の要点 ・主要4ベース(Fanatec/Moza/Thrustmaster/Logicool)の純正ペダル接続方式はRJ12・RJ45・USB・専用端子の4種に分かれ、互換性はここで決まる ・USBネイティブ系はベース非依存で他ブランドへ持ち越せるが、専用ポート依存系はアダプタが要る ・ロードセル化の純正経路はベースごとに決まっており、本記事で1表に集約・出典付きで整理した

ハンコンを買い替えるとき、ペダルも一緒に新調すべきか、それとも今のペダルを流用できるのか——ここで迷う人は多いはずです。本記事は主要ベースメーカーの純正ペダル接続方式ロードセル化の経路他社ペダル流用の可否を公式情報のみから1つの早見表に集約し、アップグレードの道筋を構造化しました。価格や全体像の整理はハンコン選び方完全ガイドとあわせて読むと判断が早まります。

ハンコンのペダルはベースごとにどう接続が違う?

結論から言うと、ベース側のペダルポートはRJ12(Fanatec/Thrustmaster)RJ45(Moza)専用端子(Logicool旧世代)、そしてUSB直結の4系統に分かれます。見た目が似たモジュラー端子でもRJ12とRJ45は別物で、ここを取り違えると物理的に挿さりません。Moza公式はペダルポートをRJ45と明記しており、FanatecとThrustmasterはRJ12です。まずは自分のベースがどの系統かを押さえることが、流用可否を判断する出発点になります。

ベース別ペダル対応の早見表(接続方式・ロードセル化・他社流用)

主要ベースの公式情報を1表に集約しました。出典は各メーカー公式ページおよびサポートKBです。

ベースペダル接続方式純正ロードセルUSB単体(PC直結)他社/他ベースへの流用
Fanatec(CSL Pedals)専用Pedalsポート(RJ12)別売Load Cell Kitで対応単体不可。USB Adapter等が別途必要専用ポート依存。アダプタ前提
Fanatec(ClubSport V3)RJ12 または USB90kgロードセル(純正)USB接続可(RJ12との同時接続は禁止)USB時はベース非依存で持ち越し可
Moza(SR-P/CRP2)RJ45でベース直結あり(SR-P最大100kg)USBでPC直結可・全リグ互換USB単体動作でベース非依存
Thrustmaster(T-LCM)RJ12 または USBロードセル(標準)USB直結が公式推奨(高解像度)USB時はブランド非依存
Logicool PRO Racing PedalsUSB接続100kgロードセルUSB(PC直結 or PRO経由)USBネイティブで持ち越し可
Logicool G29/G920/G923専用端子(DB9系)なし(標準ホール式)標準では不可G Racing Adapterまたはサード製で流用
主要ベースのペダル接続方式とロードセル化、他社流用可否を整理した対応マトリクス
▲ベース別 接続方式/ロードセル化/他社流用可否の対応表

この表が示す核心は、接続方式がそのまま流用の自由度を決めるという点です。USBで動くペダルは原則どのベースとも併用でき、専用ポート依存のペダルはアダプタなしには持ち越せません。

Fanatecのペダルは他のベースやPCで使える?

Fanatecのペダルはモデルで挙動が分かれます。ClubSport Pedals V3はRJ12でFanatecベースに直結できるほか、USBでPC単体動作も可能です(ただしRJ12とUSBの同時接続は故障リスクのため公式が禁止しています)。一方CSL Pedalsは単体ではUSB端子を持たず、別売の「ClubSport USB Adapter」または「CSL Pedals Load Cell Kit」を足して初めてPC単体で動きます。なおClubSport USB AdapterはPC専用でコンソールには非対応です。ロードセル化はCSL Pedalsなら別売Load Cell Kitで、ClubSport V3はもともと90kgロードセルブレーキを搭載します。

MozaのペダルはRJ45?他ベースで動く?

Mozaのベース(R5/R9/R12/R16等)のペダルポートはRJ45で、RJ12とは異なります。Mozaペダルは追加のUSBケーブルなしでRJ45でベースに直結できます。さらにSR-P・CRP2はUSBでPC直結が可能で、Moza公式によればベースを問わずスタンドアロン動作し、全ブランドのリグと互換性があります。ロードセルはSR-Pブレーキが最大100kgロードセルと角度センサーのデュアルセンサー構成、CRP2は減衰ブロックの交換やPerformance Kitの導入によって多段階のフィーリング調整に対応します。USB単体で動く設計のため、将来ベースを乗り換えてもペダルを持ち越しやすいのが強みです。

Thrustmaster T-LCMはUSBとRJ12どちらで繋ぐべき?

T-LCMはUSB接続が公式推奨です。RJ12でベースに繋ぐこともできますが、その場合は解像度が低下するとされ、高解像度を活かすにはUSB直結が望ましいとされています。重要な注意点として、USBとRJ12の同時接続は二重入力で誤動作するため不可(公式)です。USBファーストで使えばブランドに依存せずPCへ繋がるため、他ベースへの流用余地も生まれます。T-LCMはロードセルブレーキを標準搭載しており、ロードセル入門としても扱いやすい位置づけです。ロードセルペダル全般の比較はロードセルペダルの比較記事で整理しています。

Logicool旧世代(G29/G923)のペダルは流用できる?

LogicoolのG29/G920/G923はDB9系の専用端子で、標準ではベース専用です。ただし公式の「G Racing Adapter」を使えば、G29/G920/G923・新世代PRO・Driving Force Shifterを横断的に接続でき、組み合わせ(Mix and Match)が可能になります。他社ベースやPCでスタンドアロン化したい場合は、サードパーティ製のアダプタ(Leo Bodnar Pedals Adapterなど、USB単体デバイス化)や、DB9前提のDIY USBアダプタ(HercDotTech)といった受け皿が存在します。新世代のPRO Racing Pedalsは100kgロードセルブレーキでUSB接続のため、最初からベース非依存で扱える点が旧世代との大きな違いです。

他社製ペダル(Heusinkveld等)はどのベースでも使える?

サードパーティの代表格であるHeusinkveld Sprint/Ultimate+は、常時USBスタンドアロンで動作します。Sprintはブレーキペダルに内蔵USBコントローラ、Ultimate+は外付けコントローラボックス(12bit)を備え、どのホイールベースとも併用できます。対応はWindows10以降で、Linuxやコンソールには非対応です。こうしたUSBネイティブの高級ペダルは、ベースの世代交代に左右されず長く使える「資産」になりやすいのが特徴です。ロードセルペダルの選び方はロードセルペダルのおすすめ解説もあわせてご覧ください。

アップグレード経路はどう組み立てればいい?(構造化)

ペダルのアップグレードは、接続方式という土台で道筋が決まります。下の診断フレームで自分の現在地を確認してください。

  • USBネイティブ系(Moza CRP/SR-P、Logicool PRO、Heusinkveld、Thrustmaster T-LCMのUSB時) → ベース非依存。将来どのブランドに乗り換えても持ち越し可。
  • 専用ポート依存系(Fanatec CSLのアダプタ無し、Logicool G29/G923の専用端子) → 純正ベース、または公式/サード製アダプタが前提。

ロードセル化の純正経路は次のとおりです。

  • Fanatec CSL → Load Cell Kit でロードセル化
  • Fanatec CSL系から上位へ → ClubSport V3(90kgロードセル)
  • Moza標準から → SR-P/CRP2(最大100kgロードセル)
  • Logicool → PRO Racing Pedals(100kgロードセル)

つまり、いま専用ポート依存のペダルを使っているなら「アダプタで延命するか、USBネイティブの上位ペダルへ乗り換えるか」の二択になり、後者を選べば次のベース更新で買い直しが要らなくなります。DDベースとペダル、コックピットをまとめて整える初期セットの考え方はDDベース・ペダル・コックピットの初めてのセット記事で扱っています。

なお価格データは本記事では未取得です。各キット・アダプタの実勢価格は変動するため、購入前に各公式ストアで最新価格を確認してください。実測トルクや入力遅延の独自データは実測値は順次追加(現状は公式値/目安)として今後拡充していきます。

まとめ:流用可否は接続方式で9割決まる

ペダル流用の可否は、結局のところベース側ポートがRJ12/RJ45/USB/専用端子のどれかで大半が決まります。USBで動くペダルはベースを乗り換えても持ち越せる「長期資産」になり、専用ポート依存のペダルはアダプタ前提という制約を抱えます。買い替えの順番に迷ったら、まずハンコン選び方完全ガイドで全体像を掴み、本記事の早見表で自分のベースの位置を確認するのが最短ルートです。

よくある質問(FAQ)

Q. RJ12のFanatecペダルをMozaベースにそのまま挿せますか? いいえ。MozaのペダルポートはRJ45で、FanatecのRJ12とは端子が異なるため物理的に直結できません。流用したい場合は、USB単体動作に対応するペダル(またはアダプタ経由)を選ぶ必要があります。

Q. Logicool G923のペダルをPCで単体利用できますか? 標準の専用端子(DB9系)のままでは単体利用できません。公式のG Racing Adapter、またはサードパーティ製のUSBアダプタ(Leo Bodnar等)を介すことで流用・USBデバイス化が可能になります。

Q. ロードセルペダルへ手早くアップグレードする純正経路は? Fanatec CSLは別売Load Cell Kit、MozaはSR-P/CRP2(最大100kg)、LogicoolはPRO Racing Pedals(100kg)が純正経路です。ClubSport V3は標準で90kgロードセルを搭載しています。


一次出典(媒体名): Fanatec公式製品ページ/公式サポート、Moza Racing公式製品ページ/Moza Support、Thrustmaster公式サポートKB/eShop、Logitech G公式/公式PDF、Leo Bodnar、GitHub(HercDotTech)、Heusinkveld公式、Sim Racing Setup(互換ガイド)。※スペック・接続方式は各公式情報に基づきます。価格は本記事では未取得のため、購入前に各公式ストアで最新情報をご確認ください。

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