グランツーリスモ7・レースsimのハンコン・コックピット・設定を徹底比較。

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ハンコン選び方完全ガイド2026|予算別おすすめと駆動方式の違いを初心者向けに解説

要点

  • ハンコンの駆動方式はギアベルトダイレクトドライブ(DD)の3種。価格と再現精度がこの順で上がる。
  • 最重要は「遊ぶタイトル」と「機種」の組み合わせ。GT7はPS5/PS4専用で対応ハンコンが限られ、MozaなどPC専用DDは使えない。
  • 入門は3万円台のLogicool G29、本格化はDD機。まずホイールを決め、固まったらコックピットとペダルへ投資を広げるのが王道。

ハンコン(ハンドルコントローラー)を初めて買うとき、最初に迷うのは「どの駆動方式か」よりも先に「自分の遊ぶゲームと機種で動くか」です。本ガイドは駆動方式の違い、主要タイトルの対応状況、そして3万円から始める予算別の道筋を、不利点も含めて中立に整理します。価格や型番は変動するためすべて目安として扱ってください。

ハンコンの駆動方式は何が違う?ギア・ベルト・ダイレクトドライブを比較

駆動方式の違いは「力の伝え方」にあり、それがFFB(フォースフィードバック)の滑らかさと価格に直結します。下にいくほど高精度・高価格です。

方式仕組み特徴価格帯の目安
ギア駆動歯車でモーターの力を伝達安価・入門向け。ギアのザラつきを感じることがある3〜4万円台
ベルト駆動ベルトで伝達ギアより滑らか・静か。中間グレード5万円前後〜
ダイレクトドライブ(DD)モーター軸に直結遅延が少なく路面情報が濃い。重く高価入門DDで6万円前後〜ハイエンドは数十万円

Logicool G29はベルトとギアを組み合わせた定番のエントリー機、Fanatec GT DD ProMoza R5は入門クラスのDDにあたります。DDは「強い」だけでなく、縁石やグリップの限界が手に伝わりやすいのが本質的な価値です。一方で本体が重く高価で、後述のとおり固定リグがほぼ前提になる点はトレードオフです。

ギア・ベルト・ダイレクトドライブの駆動方式の違いを示した比較図
▲下にいくほど高精度・高価格。最初はギア/ベルトで十分

なお「Nm(ニュートンメートル)」はハンドルを回そうとする力の最大トルクの目安です。数値が大きいほど強い手応えを出せますが、初心者がいきなり高トルクを使いこなせるわけではない点は留意してください。

どのゲームでどのハンコンが使える?対応状況がいちばん大事

これが選定の最重要ポイントです。同じハンコンでも、遊ぶタイトルと機種の組み合わせで使えたり使えなかったりします。まず代表的なシム/レースゲーの状況を押さえてください。

  • グランツーリスモ7(GT7): PS5/PS4専用。PC版は公式に存在せず、PC移植も開発中ではありません(山内氏が「検討中」と発言した段階で、未発表です)。PCで遊ぶには「PS Remote Play」経由の擬似プレイになり、ハンコンのFFB品質はネイティブに劣ります。対応ハンコンはLogicool/Fanatec/Thrustmasterの公認リスト準拠です。
  • Forza Horizon 5(FH5): Xbox/PC(Steam・Microsoft Store)に加え、2025年4月29日にPS5版が登場しました(クロスプレイ対応)。オープンワールド系でFFBの方向性はアーケード寄りで、本格シムとは性格が異なります。公式サポート一覧にLogitech G29/G920/G923Fanatec CSL DD/DD1/DD2などが掲載されています。Logicool G29/G920はG HUBが必須です。
  • アセットコルサEVO(AC Evo): 2025年1月16日にSteam早期アクセス開始。正式版は当初2025年秋予定が2026年へずれ込み、v0.6が2026年4月15日、v0.7が2026年6月3日(MOD対応開始)。VR・トリプルスクリーン・フルリグ最適化に対応し、Wheel Setup Guideを内蔵します。早期アクセスのため仕様は流動的で「現時点」の情報として扱ってください。2014年の無印アセットコルサは別タイトルとして現役です。
  • EA SPORTS WRC: PC(Steam/EA App/Epic)対応。Fanatecが公式WRCパートナーで全機種ネイティブ対応、Thrustmasterの着脱リム機種(T300/TX/TS-PC等)には公式ワークアラウンドがあります。ラリーゲーのためダート/グラベル路面のFFB特性が舗装サーキット系と異なります。

ここから導かれる分岐はシンプルです。GT7をPS5で遊びたい人はLogicool/Fanatec/Thrustmasterの公認機から選ぶ必要があり、MozaなどPC専用DDは選べません。逆にPC専用シム(AC Evo・WRC等)中心の人はMozaを含むDD全般が候補になります。詳しくはPS5対応ハンコンおすすめ2026グランツーリスモ7はPCで遊べる?を参照してください。

予算別だとどう選べばいい?3万円・8万円・15万円超のロードマップ

迷ったら予算で道筋を切るのが分かりやすいです。下の3段階で考えてください。

3万円・8万円・15万円超の予算別ハンコン選択分岐を示したロードマップ図
▲まずホイール、固まったらコックピットとペダルへ

3万円台 — まず始める入門枠

  • Logicool G29: PS5/PS4/PC対応・GT7動作確認済の定番。実勢3〜4万円台、セールで3万円台前半も。最初の1台として扱いやすい一方、ギア/ベルト駆動のためDD機ほど路面情報の細かさは出ない点は割り切りが要ります。
  • 上位のLogicool G923はTRUEFORCEハプティクス搭載で実勢5万円台。PS版とXbox版が別SKUなので購入時にプラットフォームを必ず確認してください。違いはLogicool G29とG923の比較で解説しています。

8万円前後 — 入門ダイレクトドライブ枠

  • Fanatec GT DD Pro: DD(ブースト時8Nm)でPC/PS5/PS4対応、GT7公認。後からロードセルブレーキへ拡張できます。
  • Moza R5(約5.5Nm)・R9: PC向けDDの定番。MozaはPC専用が基本でGT7/PS5では使えない点に注意。
  • 入門DD枠はダイレクトドライブ ハンコン比較2026で中立にまとめています。

15万円超 — ハイエンド枠

  • Logicool G PRO Racing Wheel(DD 11Nm・TRUEFORCE・OLED・クイックリリース、海外$1000超)やFanatec CSL DD Extreme(15N·m級)など。手応えと拡張性は最上位ですが、机直置きでは机が負けるため固定リグが前提になります。

「絶対これを買うべき」という機種はありません。遊ぶタイトル・機種・予算の交点で決め、迷う段階ではG29クラスから始めて不満点を把握してから上位へ進むのが、結果的に失敗の少ない進め方です。

本格化したら次に何を買う?コックピットとペダルへ広げる

ホイールに慣れると、次のボトルネックは「固定」と「ブレーキ」になります。机にクランプ固定したハンコンは強いFFBでズレやすく、ゴム製ペダルは細かい踏力調整が難しいためです。

なお各機種の実測FFB感やフレームレートなどの測定値は、編集部で計測したものを順次追加していきます(実測データは順次追加)。現時点では公式の推奨環境と一般的な目安をベースに記載しています。

よくある質問

Q. 最初の1台は何を選べばいい? A. 遊ぶ機種が決まっているなら対応の有無が最優先です。PS5でGT7ならLogicool G29クラス、PCの本格シム中心なら入門DDも候補です。迷う段階ではG29から始め、不満点を把握してから上位へ進むのが安全です。

Q. ダイレクトドライブは初心者には強すぎる? A. トルクは設定で下げられるため強すぎて使えないことはありません。むしろ路面情報が濃く上達に役立つ一方、本体価格に加え固定リグがほぼ必須になる点が初期コストの差になります。

Q. MozaのハンコンでGT7は遊べる? A. 遊べません。MozaはPC専用が基本でPS5/GT7に非対応です。GT7をPS5で遊ぶならLogicool/Fanatec/Thrustmasterの公認機から選んでください。

Q. GT7はPCで遊べる? A. 公式のPC版は存在せず、PC移植も未発表です。PS Remote Play経由の擬似プレイは可能ですが、FFB品質はネイティブPS5に劣ります。

Q. G923はPS用とXbox用で何が違う? A. 対応プラットフォームが異なる別SKUです。見た目が似ていても購入時に自分の機種に合うバージョンかを必ず確認してください。

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