グランツーリスモ7・レースsimのハンコン・コックピット・設定を徹底比較。

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ダイレクトドライブ ハンコン比較2026|Fanatec/Moza/Logicoolの入門DDを中立解説

要点

  • ダイレクトドライブ(DD)はギア/ベルト駆動より滑らかで強いFFBが出る駆動方式。入門DDは5〜11Nm級が中心。
  • グランツーリスモ7(GT7)勢はFanatec GT DD ProLogicool G PROMozaはPC専用が基本でGT7/PS5は不可。
  • PC専用シム勢は選択肢が広く、コスパ重視ならMoza R5/R9も候補に入る。
  • 価格・型番・在庫は変動するため本記事の金額はすべて目安。購入時はプラットフォーム対応を必ず確認。

ダイレクトドライブ(DD)ハンコンの入門機を、対応機種・トルク・拡張性の3軸で中立に比較する。選び方の分かれ目は、遊びたいタイトルがGT7かPC専用シムかという1点で、ここでメーカーの候補が変わる。本記事はその分岐を最初に固定したうえで、Fanatec/Moza/Logicoolの入門DDを並べる。実機ベンチの測定値は扱わず、公式情報と一般的な目安に絞る(実測データは順次追加)。

ダイレクトドライブ(DD)とは何が違う?

DDはモーター軸に直接ステアリングを取り付ける駆動方式で、ギアやベルトを介さないぶんFFB(フォースフィードバック)の応答が速く、路面情報の粒立ちが細かい。Logicool G29/G923のようなベルト/ギア駆動より滑らかで、トルクの頭打ちも高い。一方で本体が重く高価になりやすく、固定リグがないと机が動くほどの反力が出るのが弱点でもある。

入門DDの目安トルクは5Nm〜11Nm級。さらに上はDD Extreme(15N·m級)やDD1/DD2といったハイエンドになる。最初の1台としては5〜8Nm前後でも十分強く、むしろ机やリグの固定のほうが先に課題になりやすい。

トルクと対応機種のマップ。5Nm〜15Nm級のDDと対応プラットフォームの関係図
▲トルク帯と対応プラットフォームの早見マップ

駆動方式そのものの違いや予算別の考え方は、ハンコン選び方完全ガイド2026でも整理している。DDかベルト/ギア駆動かで迷う段階なら、先にそちらを読むと判断が早い。

GT7で遊ぶなら、どのDDが使える?

GT7(グランツーリスモ7)はPS5/PS4専用で、公式対応ハンコンはLogicool/Fanatec/Thrustmasterの公認リストに準拠する。したがってGT7勢のDD候補は実質、Fanatec GT DD ProLogicool G PRO Racing Wheelの2系統になる。

  • Fanatec GT DD Pro: DD・8Nm(ブースト時)。PC/PS5/PS4対応でGT7公認。ロードセルブレーキへの後付け拡張が可能。
  • Logicool G PRO Racing Wheel: DD・11Nm、TRUEFORCE、OLED、クイックリリース搭載。プレステ/Xbox/PC版あり。ベース単体「PRO DD11 Base」も存在。価格帯は高価(海外で1000ドル超)でハイエンド枠。

注意したいのは、GT7はPC版が公式に存在しない点だ。山内氏が「検討中」と発言した段階で、PC移植が開発中という事実はない。PCでGT7を動かすにはPS Remote Play経由の擬似プレイのみで、ハンコンのFFB品質はネイティブに劣る。ここは正直に押さえておきたい。詳細はグランツーリスモ7はPCで遊べる?で解説している。

PS5対応機の価格別の選び方はPS5対応ハンコンおすすめ2026、GT7側のFFB調整はグランツーリスモ7 ハンコン設定ガイドを参照。

Mozaが「PC専用」なのは本当?GT7では使えない?

本当だ。MozaのDDは基本的にPC専用で、GT7/PS5ネイティブでは使えない。コスパに優れるため候補に挙がりやすいが、家庭用機で遊ぶ予定があるなら最初の絞り込みで外れる。

  • Moza R5: 約5.5NmのPC向け入門DD。
  • Moza R9: R5の上位。PC向けDDの定番。
  • Moza R3: 廉価DD。GT7非対応(PC等)。

裏を返せば、PC専用シムで遊ぶ人にとってMozaは有力な選択肢になる。アセットコルサEVO・EA SPORTS WRCなどPCタイトル中心なら、Moza R5/R9はFanatec/Logicoolの入門DDと十分張り合う価格性能になりやすい。プレイ環境がPCに固定されているかどうかが、Mozaを選べるかの分かれ目だ。

入門DD3メーカーの違いを表で比較すると?

対応プラットフォームとトルク、GT7可否を一覧にすると分岐が見えやすい。価格は変動するためあくまで目安。

製品駆動/トルク目安対応GT7価格の目安
Logicool G29ベルト/ギアPS5/PS4/PC〇(動作確認済)3〜4万円台
Logicool G923ベルト/ギア・TRUEFORCEPS版/Xbox版で別SKUPS版で〇5万円台
Fanatec GT DD ProDD・8Nm(ブースト)PC/PS5/PS4〇(公認)中価格帯
Fanatec CSL DDDD・入門PC/対応機機種要確認中価格帯
Moza R5DD・約5.5NmPC専用×中価格帯
Moza R9DD・上位PC専用×中〜高価格帯
Logicool G PRODD・11Nmプレステ/Xbox/PC高価格帯(1000ドル超)

G29とG923はDDではないが、入門の比較対象として外せないため併記した。両者の差はLogicool G29とG923の違いを比較で詳しく扱っている。G923はPS版とXbox版が別SKUなので、購入時にプラットフォームを必ず確認したい。なおG29/G920はG HUB必須。

拡張性で見ると、どこが伸びる?

DDを選ぶ大きな理由のひとつが拡張性だ。ホイール交換(クイックリリース)、ペダル拡張(ロードセル化)、リグ取付のしやすさは長く使うほど効いてくる。

拡張性の比較図。ホイール交換、ペダル拡張、リグ取付の対応度を示す
▲ホイール交換/ペダル拡張/リグ取付の拡張性比較
  • ホイール交換: Logicool G PROはクイックリリース搭載。Fanatec/Mozaもエコシステム内でリム交換に対応する系統が広い。
  • ペダル拡張: Fanatec GT DD Proはロードセルブレーキへ後付け拡張可。本格化したら最初に替えたい周辺機材はロードセルペダルおすすめ2026を参照。
  • リグ取付: DDは反力が強く机だと負ける場面が出る。固定環境はシムレース コックピット おすすめ2026で検討したい。

PC専用シム中心なら、推奨スペックの確認も並行したい。アセットコルサEVOやWRCの環境はレースシム向けゲーミングPCおすすめ2026でまとめている。

タイトル別では、どう選び分ける?

DDの相性はタイトルのFFB方向性でも変わる。代表的な4タイトルの現状を中立に整理する。

  • GT7: PS5/PS4専用。Fanatec/Logicoolの公認DDが基本線(設定ガイド)。
  • EA SPORTS WRC: PC対応でFanatecが公式WRCパートナー。ダート/グラベル路面でFFB特性が舗装系と異なる(WRC設定とおすすめ機種)。
  • アセットコルサEVO: Steam早期アクセス中で仕様は流動的。正式版は2026へスリップし、v0.7(2026-06-03)でMOD対応が始まった(EVO最新状況)。
  • Forza Horizon 5: Xbox/PCに加え2025-04-29にPS5版が登場。オープンワールド系でアーケード寄りのFFB(FH5ハンコン対応一覧)。

買ったあとの初期セットアップはハンコンの始め方ガイド2026にまとめている。

よくある質問

Q. DD入門機で最初の1台におすすめは? A. GT7で遊ぶならFanatec GT DD Pro、PC専用シム中心ならMoza R5/R9が候補。プラットフォーム対応で絞ると迷いにくい。中立比較として価格は目安に留める。

Q. MozaでGT7やPS5は遊べる? A. 基本的に不可。MozaのDDはPC専用が前提のため、家庭用機で遊ぶならFanatec/Logicoolを選ぶ。

Q. GT7はPCで遊べる? A. 公式PC版は存在せず、PC移植も未発表(開発中という事実はない)。PS Remote Play経由の擬似プレイのみで、FFB品質はネイティブに劣る。

Q. 8Nmや11Nmで足りる? A. 入門としては十分強い。むしろ机やリグの固定のほうが先に課題になりやすいので、固定環境とセットで考えたい。

Q. G923はどれを買えばいい? A. PS版とXbox版で別SKU。自分の機種に合うほうを選ぶ。DD化を見据えるなら最初からDD機も比較したい。

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