Le Mans Ultimate 2026更新まとめ 現状と機材視点
この記事の要点 ・V1.3.3(2026年6月4日)で2026 WECシーズン更新・5車両の2026スペック化・無料LMP3が実装 ・機材視点の核はBoP全トラック変更とFFB振動低減フィルタ改善・スピン後タイヤ熱の修正 ・Logitech Trueforce対応はV1.3(3月)で既出、V1.3.3はFFB挙動側の調整という整理が重要 ・大型のCadillac/AlpineはV1.4(7月目標)に延期、追跡はこのページで継続
Le Mans Ultimate(LMU)は2026年に入って更新ペースが上がり、3月のV1.3、6月のV1.3.3と立て続けに2026 WECシーズンへ寄せる内容が入りました。この記事は各更新を時系列で1表に集約し、さらにハンコンユーザーが気にすべき「この変更でFFBやペダルの設定を見直す必要があるか」という機材視点を一つずつ付与する追跡ページです。設定の具体値は既存のLe Mans Ultimateのハンコン設定ガイドに、対応機種の選び方はLMU向けおすすめハンコンの比較に接続しています。なお実測値は順次追加(現状は公式値/目安)で、本文の断定は公式announcementと主要シムレースメディアの引用範囲に限定しています。
Le Mans Ultimate V1.3.3はいつ来た?何が入った?
V1.3.3はル・マン24時間直前の2026年6月4日にリリースされました。Studio 397公式announcementのタイトルが「Le Mans Ultimate gets 2026 season update and free content ahead of 24 Hours Le Mans!」で、6月4日は公式・OC Racing・RacingGamesで一致しています。中身は大きく分けて(1)2026 WECシーズン更新、(2)5車両の2026スペック化、(3)無料LMP3「Adess AD25」追加、(4)BoP変更、(5)FFB/物理の調整です。1段落で言うと、見た目の刷新と性能バランスの再設定が同時に来た更新で、機材側の関心は後者に集中します。
なお一部メディア(bsimracing)はリリース日を「April 6」と記載していますが、これは誤記です。公式とRacingGames、OC Racingが揃って6月4日としており、本記事も6月4日を正としています。
V1.3.3で2026スペックになった車両はどれ?
2026スペックへ更新されたのは計5台です。Toyota GR010 HybridとBMW M Hybrid V8は「Jokerパッケージ」での更新、Porsche 911 GT3 R・Ford Mustang GT3・Ferrari 296 GT3はフルEvo更新です。とくにToyota GR010は実車の2026 evoパッケージ準拠で、最も注目された変更として取り上げられました(RacingGames.gg)。「Toyotaの新型だけ」と捉えられがちですが、GT3勢3台のEvo更新が同梱されている点が機材視点では効いてきます。同じ車・同じトラックでも挙動の基準が動いたためです。
無料追加された「Adess AD25(ADESS AD25)」はLMP3クラスの新シャシーで、シーズンパス不要・全プレイヤー無料です。有料DLC外で初のLMP3にあたり、Road to Le Mans等のサポートシリーズに登場します。オンラインのビギナー向けデイリーレースにLMP3を導入する布石でもあるため、入門層がLMUに触れる入口が広がりました。
V1.3.3の更新は1枚にまとめると?(集約表)
各更新の中身と、それがハンコン設定にどう影響するかを1表に集約します。出典は公式announcement、GO Setups、Bsimracing(公式フルパッチノート引用)、RacingGames.ggです。
| 更新項目 | 内容 | 機材(ハンコン)への影響 | 主な出典 |
|---|---|---|---|
| 2026 WECリバリー | グリッド全車に2026リバリー適用 | 影響なし(見た目のみ) | Studio 397公式 |
| Circuit de la Sarthe刷新 | 看板/装飾を2026版に更新、Dunlop Bridge→Goodyear Bridge | 影響なし(路面物理の変更明記なし) | Studio 397公式 |
| 5車両の2026スペック化 | Toyota GR010・BMW(Joker)、Porsche/Ford/Ferrari GT3(フルEvo) | 該当車のFFB手応えが変わりうる→再確認 | GO Setups, Bsimracing |
| Adess AD25(無料LMP3) | LMP3クラス追加・全員無料 | 新クラスのため設定は新規作成 | RacingGames.gg, OC Racing |
| BoP変更(全トラック) | Hypercar>3を全トラックで調整、2-stage power BoP統合 | 加速/最高速バランス変化→再キャリブレーション推奨 | Bsimracing, RacingGames.gg |
| FFB振動低減 | 入力フィルタリング改善でFFB振動を低減 | ハンコン側スムージング/フィルタを下げ直す余地 | Bsimracing(公式PN引用) |
| タイヤ熱修正 | スピン後にタイヤ表面熱が過剰上昇する問題を解消 | グリップ感の基準が安定→過補正設定の見直し | Bsimracing(公式PN引用) |
| ローカライズ | Polish(ポーランド語)追加 | 影響なし | GO Setups |
表で見ると、機材設定に直結するのは下4行(BoP・FFB振動・タイヤ熱)に集約されます。リバリーやトラックの装飾刷新は手応えに関わりません。

BoP変更はハンコン設定にどう関係する?
V1.3.3のBoPはHypercarとGT3で全トラックに及びます。狙いはLamborghini Huracán LMGT3・Peugeot 9X8 Evo Hypercar・Genesis GMR-001 Hypercarのパフォーマンス整合で、さらに「2-stage power BoP(2段階パワーBoP)」を統合し、加速と最高速(Vmax)をより精密に制御します(例: Corvette GT3)。出典はBsimracingが引用する公式フルパッチノートとRacingGames.ggです。
ここが機材視点の核です。BoPはパワーや重量、空力に効くため、加速特性やコーナー脱出時の荷重移動が変わります。とくに2-stage power BoPで加速カーブそのものが調整された車では、スロットルの踏み出しに対する挙動が以前と異なりやすく、トラクション系の感覚が変わります。結論として、よく乗る車が更新対象なら、FFBの強さやペダルの感度を一度フラットに戻して再キャリブレーションするのが安全です。「同じ車・同じトラックなのに手応えが違う」と感じたら、設定崩れではなくBoP更新が原因の可能性があります。具体的な調整手順はLMUのハンコン設定ガイド側で詰めてください。
FFB振動低減とタイヤ熱修正はどう設定に効く?
V1.3.3のFFB/物理側では2点が重要です。1つは入力フィルタリングの改善によるFFB振動の低減、もう1つはスピン後にタイヤ表面熱が過剰に上がる問題の解消です。出典はBsimracingが引用する公式フルパッチノートで、公式announcement本文とGO Setupsには物理/FFB項目の明記がないため、フルパッチノート由来として扱います。
設定への影響は導出できます。これまでFFBの細かい振動を抑えるためにハンコン側でスムージングやフィルタを強めにかけていたユーザーは、ゲーム側で振動が下がった分だけフィルタを下げ直す余地があります。フィルタを過剰にかけたままだと路面情報まで丸まり、手応えが鈍くなるためです。タイヤ熱の修正は、スピン後のグリップ感の基準が安定する方向なので、滑った後の過剰な補正を前提にした設定があれば見直し対象になります。いずれも「ゲーム側が改善したので、その改善を相殺しない設定に戻す」という方向で考えると判断が早くなります。
Logitech Trueforce対応はV1.3.3で追加された?
いいえ。Logitech Trueforce対応はV1.3(2026年3月31日)で既に導入済みです。V1.3はCircuit de Barcelona-Catalunya・Duqueine D09 LMP3・新レイアウト・Trueforce対応・性能改善を入れ、BoPでLexus/Aston LMGT3をnerfしました(出典: GlobeNewswireのStudio 397公式リリース、Traxion)。したがって「V1.3.3でTrueforce対応が追加」と書くのは誤りです。
LogitechのTrueforceホイールを使う場合、この区別が実用上のポイントになります。Trueforce自体の対応はV1.3、V1.3.3はFFB振動の低減とタイヤ熱の修正という挙動側の調整です。つまりLogitechユーザーは2つの更新をまたいで設定を確認する必要があります。V1.3でTrueforceを有効化し、V1.3.3で振動が下がった分のフィルタ再調整、という2段構えです。機種選びの段階から整理したい場合はLMU向けおすすめハンコンの比較が起点になります。
V1.4では何が来る?いつ予定?
V1.4は2026年7月を目標にした「より大きなアップデート」です。Cadillac V-Series.R(低リアウイング)とAlpine A424は変更が大規模で、V1.3.3に間に合わずV1.4へ延期されました。公式コメントは「There are more changes than meet the eye to the Cadillac & Alpine so its taking a little longer to finalise – but we hope to have these ready for V1.4」です。V1.4には62台24時間レース等のエンデュランス拡張も含まれる見込みです(出典: Studio 397公式announcement、OC Racing、Traxion)。
機材視点では、CadillacとAlpineが2026スペック化されればBoPの再調整がもう一巡入る可能性が高く、その車を常用するユーザーは7月にもう一度の設定見直しを見込んでおくのが現実的です。ただしV1.4の具体的なパッチ内容と正式日程は現時点では未発表です。確定情報が出た時点でこのページに追記し、各更新の機材影響を同じ表形式で集約していきます。
機材視点での更新まとめ(構造)
ここまでを「機材設定を見直すべきか」の診断フレームに落とすと次の通りです。第一に、よく乗る車がV1.3.3の更新対象(5車両またはBoP全トラック)なら、FFBとペダルを一度フラットに戻して再キャリブレーションする。第二に、これまでFFB振動を抑えるためにフィルタを強めていたなら、低減フィルタ改善の分だけフィルタを下げ直す。第三に、Logitech機なら「V1.3のTrueforce有効化」と「V1.3.3の振動再調整」を別工程として確認する。第四に、CadillacやAlpineが主戦場ならV1.4(7月予定)での再調整を見越しておく。
LMUは2026シーズンに合わせて段階的に変わっており、機材設定は一度決めたら固定ではなく更新ごとに微調整する前提が向いています。基準値の作り方そのものはLMUのハンコン設定ガイド、機種ごとの相性はおすすめハンコンの比較へ進んでください。
よくある質問
Q. V1.3.3で必ずハンコン設定をやり直す必要がありますか? 全員が必須ではありません。BoPは全トラックで変わったため、更新対象車を常用する人は再キャリブレーション推奨です。一方でリバリーやトラック装飾の刷新は手応えに影響しないため、見た目だけの更新なら設定変更は不要です。実測値は順次追加(現状は公式値/目安)とし、まずは更新対象車かどうかで判断するのが効率的です。
Q. FFB振動が減ったと聞きましたが、何を変えればいいですか? ゲーム側の入力フィルタリング改善で振動が低減されたため、これまでハンコン側でスムージングやフィルタを強くかけていた場合は、その値を少し下げて路面情報の解像度を取り戻す方向が合います。下げすぎてうるさく感じたら戻す、という小刻みな調整で詰めてください。
Q. CadillacとAlpineはいつ2026スペックになりますか? V1.4(2026年7月目標)に延期されています。大規模な変更のためV1.3.3に間に合わなかったと公式が説明しています。正式な内容と日程は現時点では未発表で、確定し次第このページに追記します。
一次出典(媒体名): Studio 397公式announcement(lemansultimate.com)、Le Mans Ultimate公式パッチノート(guide.lemansultimate.com)、RacingGames.gg、OC Racing、GO Setups、Bsimracing(公式フルパッチノート引用)、Traxion、OverTake、GlobeNewswire(Studio 397公式リリース2026-03-31)。




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