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対応プラットフォーム別ハンコン早見表2026機種横断

この記事の要点FanatecはPS5互換が「ホイールベース側」、Xbox互換が「ステアリング側」で決まる非対称構造。CSL DDはPS5非対応・GT DD ProはPS5対応という差はここに由来します。 ・MozaはPS5/PS4が全機種非対応。Xboxは専用ESXステアリング+対応版ベースが条件で、同じR9/R16/R21でも旧版(V1・2023年より前)は不可です。 ・Logicool G923Thrustmaster T248/T128はPS版とXbox版が別商品。1行で◯×を書くと誤誘導になるため版別に確認が必要です。 ・PCは本記事の全機種で対応。迷ったらまず「どのプラットフォームで遊ぶか」を先に決めると選択が一気に絞れます。

ハンコン選びで最初に事故が起きやすいのが「対応プラットフォームの読み違え」です。とくにPS5とXboxはメーカーごとにライセンスの縛り方が違い、同じ機種でも版(V1/V2や製造年、PS版/Xbox版)で可否が反転します。この記事では編集部が、Fanatec・Moza・Logicool・Thrustmasterの主要機について、PS5/Xbox/PCの対応可否を1枚の横断マトリクスに統合しました。価格や型番は変動するため、可否はすべて各社公式の表記に基づく目安として扱ってください。

結局どの機種がPS5・Xbox・PCで使えるの?(横断早見表)

下の表が本記事の核です。◯=対応、×=非対応、△=条件付(ライセンス縛りあり)を表します。横断して見ると、PCはほぼ全機種◯、PS5とXboxは機種・版によって可否が割れるのが一目で分かります。まずここで候補を絞り、詳細は後段の各社解説で確認してください。

機種(版)PS5/PS4XboxPC条件・注記
Fanatec CSL DD×Xboxはライセンスホイール装着が必須
Fanatec GT DD ProPSライセンス済ベース。Xboxはライセンスホイール必須
Moza R5/R9 V2/R12/R16 V2/R21 V2等×XboxはESXステアリング+対応版ベースが必須
Moza R9 V1・R16 V1旧・R21 V1旧××ESX装着でもハード制約でXbox不可
Logitech G29×PS5/PS4/PS3対応
Logitech G920PSは公式アダプタ経由でのみ△
Logitech G923(PS版)×PS版SKU
Logitech G923(Xbox版)G Racing AdapterでPS5化が可能
Thrustmaster T300RS×GT7メニュー内で公式サポート
Thrustmaster T248(PS版)×PS版SKU
Thrustmaster T248(Xbox版)×Xbox版SKU
Thrustmaster T-GT II×PS向けハイエンド
Thrustmaster T818××PC専用(コンソール全滅)

出典: Fanatec公式 Understanding Fanatec Xbox Compatibility / Fanatec Support / MOZA公式 Wheel Base FAQs / XXL Racing MOZA ESX互換表 / Wikipedia Logitech G29 / Thrustmaster Support KB1801。各リンクは本文末にまとめています。

主要ハンコンのPS5・Xbox・PC対応可否を機種ごとにチェックした横断マトリクス
▲機種×プラットフォームの対応可否マトリクス。△はライセンス縛りの条件付き

予算配分や駆動方式の基礎から固めたい場合は、先にハンコン選び方完全ガイド2026を読むと、この早見表の使いどころが明確になります。

なぜFanatecはCSL DDがPS5非対応でGT DD ProはPS5対応なの?

理由はFanatecのライセンス構造が非対称だからです。PlayStation互換は「ホイールベース」側で決まり、Sonyのセキュリティチップを内蔵したPSライセンス済ベースでないとPS5/PS4では動きません。一方Xbox互換は「ステアリングホイール」側で決まり、Xboxセキュリティチップ内蔵のホイールを装着すれば、どのベースでもXboxに認識されます。

この構造から、CSL DDはPSチップを持たないためPS5非対応、GT DD Pro(Gran Turismo DD Pro 5Nm)はPSライセンス済ベースなのでPS5/PS4対応、という差が生まれます。Fanatec公式も「Xbox compatibility is determined by the steering wheel, not the wheel base」と明記しています。

重要なのは、両機ともXbox欄が無条件の◯ではなくである点です。Xbox対応にはXboxライセンスホイールの装着が条件で、さらに1製品にPSアイコンとXboxアイコンが同時に付くことはありません(ライセンス上排他)。両プラットフォームで使いたい場合は「PSライセンス済ベース+Xboxライセンス済ホイール」という組み合わせで構成します。

CSL DDとGT DD Proのどちらを選ぶかは、トルクや拡張性も含めてFanatec CSL DDとGT DD Proの違いを比較で詳しく整理しています。

MozaはPS5で使える?Xboxは版によって変わるの?

MozaはPS5/PS4が全機種非対応です。MOZA公式も「Currently, MOZA Racing products do not support PS4 or PS5. No official workaround is available」と明言しており、公式の回避策も存在しません。PS5主体のユーザーは候補から外すのが安全です。

Xboxについては「版依存」が要点になります。Xbox対応には専用のESXステアリング(Xboxライセンス済アロイリム・22ボタン)装着が必要で、装着できる対応ベースはR3、R5、R9 V2/V3、R12 V1/V2、R16 V1(2023年以降)/V2、R21 V1(2023年以降)/V2、R21 Ultra、R25 Ultraです。逆にR9 V1、R16 V1(2023年より前)、R21 V1(2023年より前)はESXを付けてもハード制約でXbox不可で、MOZA公式は「hardware limitation and cannot be resolved with firmware updates or adapters」としています。

つまりMozaは機種名だけでなく版(V1/V2)と製造年まで確認しないと誤判定になります。PCは全機種ネイティブ対応なので、PC専用環境ならMozaのDDラインは有力候補のままです。

MozaのXbox対応が版と製造年で分岐する判断ツリー
▲Mozaは「PS5全滅/Xboxは版・年で分岐」と覚えると間違えにくい

LogicoolとThrustmasterは版別に何が違うの?

両社で気をつけたいのは、同じ製品名でもPS版とXbox版が物理的に別商品になっているモデルがある点です。1行で◯×を書くと誤誘導になるため、購入時はSKU(型番)単位での確認が必須です。

Logitech(Logicool)は、G29がPS5/PS4/PS3/PC対応でXbox非対応、G920がXbox Series X|S/Xbox One/PC対応でPS非対応と、別機種で住み分けています。G923はPS版がPS5/PS4/PC、Xbox版がXbox Series/Xbox One/PCで、両版ともPC対応。なおLogitechには公式のG Racing Adapterがあり、Xbox版のG923/G29/G920系をPS5で使えるようにできます。これはPS非対応機をPS5で動かせる数少ない公式アダプタです。

Thrustmasterは、T300RS(GT Edition含む)がPC/PS4/PS5対応でXbox非対応、GT7メニュー内で公式サポート。T248とT128はそれぞれPS版(PC/PS4/PS5)とXbox版(PC/Xbox One/Series)が別商品です。T-GT IIはPC/PS4/PS5対応のPS向けハイエンド、T818はコンソール全滅のPC専用機です。

ここで押さえておきたいのが、PS非対応機をPS5で使える公式アダプタはLogitechにしか存在しない点です。Fanatec・Moza・Thrustmasterには同等の公式PS5変換アダプタがないため、「Xbox版を買ってアダプタでPS5化」という発想が通るのはLogitechだけと区別してください。LogicoolのG29とG923の世代差についてはLogicool G29とG923の違いを比較も参考になります。

コンソール非対応のハイエンドはどう扱う?(脚注)

早見表の横断性を高めるうえで覚えておきたいのが、コンソール非対応のPC専用ハイエンドの存在です。Thrustmaster T818はPC専用(KB1801表記でPC*のみ)で、PS5でもXboxでも動きません。同様に、Moza R21 UltraやR25 Ultraのような高トルク帯、Simucube系のハイエンドDDも基本はPC専用に位置づけられます。

つまり「トルクが強い=上位機ほどコンソール対応」ではなく、むしろ最上位帯はPC専用に振り切るのが業界の傾向です。PS5やXboxで遊ぶことが前提なら、ハイエンドDDを選ぶほど対応プラットフォームの壁にぶつかりやすくなります。コンソール勢はトルク値だけで上位機に飛びつかず、まず対応欄を確認する手順が安全です。

各社のラインアップ全体での住み分けや拡張パスはハンコン主要メーカーのエコシステム比較で整理しています。GT7をPS5で遊ぶ前提の価格別おすすめはPS5対応ハンコンおすすめ2026が具体的です。

この早見表をどう使えば失敗しない?

手順はシンプルで、「①遊ぶプラットフォームを確定→②表で△の条件を確認→③版・SKUを照合」の3ステップです。PCだけなら可否で悩む場面はほぼなく、トルクや予算で選べます。PS5主体ならFanatec GT DD Pro・Logitech G29/G923(PS版)・Thrustmaster T300RS/T248(PS版)/T-GT IIが軸になり、MozaとT818は外れます。

Xbox主体なら、Fanatecはライセンスホイール装着、MozaはESX+対応版ベース、Logitechは G920/G923(Xbox版)、ThrustmasterはT248/T128のXbox版が候補です。△を見たら必ず「何を足せば◯になるか」をセットで確認してください。

なお本記事は実測トルクや入力遅延の一次データは記載していません。対応可否は各社公式の表記に基づく目安で、実測値は順次追加していきます(現状は公式値/目安)。

よくある質問

Q. MozaのハンコンはPS5で本当に一切使えないのですか? A. はい。MOZA公式が全製品でPS4/PS5非対応かつ公式の回避策なしと明言しています。PS5で遊ぶならFanatec・Logitech・Thrustmasterの対応機を選んでください。MozaはPCでは全機種ネイティブ対応です。

Q. Xbox版のハンコンをPS5で使う方法はありますか? A. LogitechのG Racing Adapterを使えば、Xbox版のG923/G29/G920系をPS5で使えます。ただしこれはLogitech公式のみで、Fanatec・Moza・Thrustmasterには同等の公式PS5変換アダプタはありません。

Q. 同じ機種名なのに対応プラットフォームが違うのはなぜですか? A. G923やT248/T128はPS版とXbox版が物理的に別商品(別SKU)だからです。さらにMozaのR9/R16/R21は版(V1/V2)や製造年でXbox可否が変わります。購入時は機種名だけでなくSKUと版を必ず確認してください。

出典・公式リンク

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